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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

大島、結城、紬、御召、上布、麻 お仕立て

小千谷縮/お仕立て 兵庫県 M.N様

2014年08月26日

着物お仕立て&お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

お客様から「いただき物の小千谷縮なんだけれども、どのように仕立てたら良いでしょうか 天然素材をカジュアルに着こなしたいし・・・夏は汗でぐっしょりになってしまうので、洗濯機でガラガラ洗えるようにしたいし・・・」というご相談をお受けいたしました
なので、ウオッシャブル仕様のお仕立てをご提案いたしました

ウォッシャブル仕様のお仕立ては、まず、水で洗っても縮まない糸で縫います

お仕立ては、背縫いは背伏せを付けたらグチャグチャになるので・・・袋縫い、衿裏も縮んではいけないので狂いの少ない絹交織、もしくは綿ローンを使います
また、身八つ口下の縫込みは洗濯機で洗うことを考えて、くけません

つまり、縫込みをフリーな状態にしておくのです

小千谷縮は、手揉みによりできる「シボ」と呼ばれる布面の波状のシワが特長で、爽やかな感触の生地となり、これが世界一涼しいと言われるゆえんです

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