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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

打掛、引き振袖 お仕立て 解き洗い、丸洗い

振袖から引き振袖に仕立て替え 大阪府富田林市 H.О 様 Part.2

2021年12月02日

着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

年明け納めの予定の引き振袖/お仕立てが年内納めに変更なりましたので、急遽、作業スケジュールを変更してお仕立て開始です

1)引き振袖や打掛の裾綿はこのような綿を使います

2)まずは綿を手で切っていきます(ハサミでは切りません)

3)切った綿を、こよりを撚るようにして綿の芯を作っていきます(この作業はかなり力が要ります)

4)そして綿を徐々に太くしていきます・・・今回のご注文の太さは1寸=約4cmです

5)少し専門的なお写真が続きます・・・次に表側を褄形に切り、裾の裏側を縫い縮めて(縫い縮めた所が仕上がった時に膨らみとなります)、表と裏を縫い合せます

6)表と裏を縫い合せましたら、先に作っておいた芯になる綿を敷いている綿(これを足と言います)の上に置いて巻き込みます

7)綿を巻き込んだら表側にひっくり返して、裾綿の太さを整えながら「横とじ糸」で固定しています

8)次回は裾綿を仕上げて、衿先を作って、比翼を付けていきますので段々と形になっていきます

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