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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

大島、結城、紬、御召、上布、麻 身頃の接ぎ仕立て、袖の接ぎ仕立て

紬袷衣/解き洗い+接ぎ仕立て 大阪市 J.T様

2021年07月10日

着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

花丸文の紬袷衣です・・・円は始まりも終わりもない無限という意味があるので、永遠に続く幸せを表現しています

どうしてもお召しになりたい小さいサイズのお着物を接いで、フツーサイズに仕立て替えいたしました

まずは、お手持ちの着やすいお着物をお召しになっていただき、実際の「おはしょり」の寸法を計り、接ぎ部分が完全におはしょりの中に入るようにいたしました

おはしょりの位置と量は、人それぞれでございますので実際に計ることが大事です
その部分が、白い矢印の部分でございます・・・これで完全に接ぎ目が分かりません

残り布が全くありませんでしたので、同じ紬の生地で接ぎました・・・接ぎ足す布は、後々経年変化を考えると同じ質の布を使うのがベストです

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