• Facebook
  • Instagram

SCROLL

お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

絣、縮み、綿 お仕立て

亀田縞/お仕立て 大阪市住吉区「古今堂」様 

2020年11月18日

着物お仕立て&お直しcom、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

同じ大阪市住吉区でキモノの販売をされておられる「古今堂」さんのご夫妻から、新潟県の伝統織物「亀田縞」のお仕立てのご依頼をいただきました

昔は庶民の普段着といえば、木綿のキモノでした
洋服で言えば、カジュアルなTシャツとデニムのような感覚が一番近いかもしれません

普段着なので、半幅帯、綿や紬の名古屋帯などと組み合わせて楽しめますし、個性的で自由な組み合わせを考えられるのも、木綿ならではです

そして何と言っても、木綿の良さは、お手入れが簡単なことです
浴衣を洗う時のように大きめの洗濯ネットに入れ、何度も洗い、くたくたになっていく過程もまた楽しみのひとつです

奥様のおキモノは「スリム仕立て」でお仕立ていたしました
裾から身八つ口までを狭いままの身巾で縫いまして、身八つ口から肩巾までを一気に広くする仕立て方を言います

身巾を狭いままで維持することにより、胸元と背中のダブりの軽減を図ります

縞の太さを繊細に計算された、今までに無い、多くの美しいストライプパターンが面白いですね

カテゴリー

過去の記事