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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

振袖

振袖、袋帯/仕立て替え 大阪府吹田市 K.Y 様

2019年07月04日

着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

今回のご依頼は、振り布付き本振袖です
お母様の振袖を解き洗いしてお嬢様サイズに仕立て替えいたしました

柄は「束ね熨斗文(たばねのしもん)」といい、おめでたい吉祥文の一つです

熨斗 (のし) とは、進物に添える熨斗鮑が元になったデザインで、熨斗袋の右上に添えられているアレです

本振袖と振袖の大きな違いは、袖の振りに共布でできた「振り布」があること・・・八掛の裾が絵羽になっているかです

立派な振袖なので、少し 「袖」 のお話しをいたします
袖を使った心の表現は、お芝居などでよく見られますね

例えば、冷たくあしらうことを 「袖にする」 とか、悲しくて泣くことは 「袖を濡らす」、それとか、くやしいと 「袖を噛む」 など・・・

振袖の「袖を振る」 は、恋こがれる、求愛するといった意味があります
袖をタテに振ると 「好きよ」 ですが、それがヨコに振ると 「嫌いよ」 になってしまいます

袖を使って、感情表現をするなんて・・・正に、日本人の奥ゆかしさですね

因みに、「袖を振る」 未婚女性に対して、既婚女性はご主人に思いを留めることを誓ったので、「留袖」 になったそうです

流れるように模様付けされている熨斗模様は、大きく、また大胆で伸びやかで、動きのある構図として、振袖や留袖、訪問着などにもよく用いられます

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