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Kimono To Wedding Kimono
振袖を引き振袖に

振袖を引き振袖にお直しして、
結婚式でお召しになってみませんか?

成人式でお召しになられた振袖を、婚礼衣装に仕立て直してみませんか?
当店では打掛などの花嫁衣裳をお仕立てできる職人が、 本格的な裾吹きで引き振袖をお仕立ていたします
もちろん、元の振袖にお戻しすることもできます

引き振袖と振袖の違いは?

① 裾と袖口(袖口はお好み)に吹き綿が入っている
② 留袖のように比翼が付いている(裾、袖、衿などが二重になっている)
③ 引きずってお召しになれるように身丈を長くして、衿の寸法と衿の形を変える(イラスト右を参照)

つまり、引き振袖は単に身丈を長くしたものではないということです
少しだけお仕立てについてご説明・・・
他店では、身丈を長くして、裾に少し綿を入れただけで「引き振袖にお直し」とされているところもあり、ネットの画像を見てみると、衿の長さが
長くなり帯の下から衿先が長く出てしまい、おはしょりをつけてお召しになっている引き振袖も見かけたりします
当店では、振袖から引き振袖に直す場合は、基本的に解き洗いをして一から仕立て直しで承っております

当店の自慢は本格的なボリューム感のある裾吹きです

引き振袖の裾吹きの太さは、約1寸(約3.8cm)としています(因みに打掛の裾吹きの太さは倍の約2寸(約7.6cm)以上になります
そして、しっかりとした裾綿が入っているため、裾吹きがシワになりません
裾綿は紙撚(こより)のようにしっかりと撚りをかけて作り、「足」という平たい綿に包んで完成します(下写真A参照)
多分、柔らかくてふわふわを想像されますが、ズシッとした重量感があり太い綱のように固いんです・・・裾を引き摺るわけですから、 裾綿には重みとしっかりさが必要なんです

裾吹きは何故?こんなに太いの?

打掛が着られるようになったのは、室町時代の武家の女性が小袖の上に打掛を羽織ったことに始まります
「おはしょり」を作らず、床に裾を引く打掛は、裾周りに厚みの有る部分を作ることで足に着物がまとわりつくのを防止する目的がありました
また、「吹き」を特に厚く仕立てることで、遠近法の応用で実際よりも身長を高く見せる効果もあったそうです

振袖を引き振袖に
仕立て直す料金は?

振袖の状態、比翼を付けるか、裏地を染めるか、などにより金額が変わりますので、 お客様の振袖を見ながらのご相談になります
目安としては、引き振袖が10万円〜15万円くらい、長襦袢が4万円くらいになります

婚礼の着付けも承ります

当店では専門スタッフによる花嫁様の打掛・白無垢、引き振袖、新郎様の紋付、ご列席様の着付け、へメイクまでお世話させていただきます
また、プロカメラマンによる写真撮影も承っております
写真撮影は、ご要望によりスタジオ撮影からロケーションまで行います