ここ数年、お客様からのご相談の中で一番多くお受けするのが、女物の着物での
身巾と裄に関することで、特にスリムな体型で身長のある方の
ご相談が多いです
唐突ですが、日本の着物は洋服と違って、女性の美しい身体のラインを出す衣装ではありません
また、和服のお仕立ては直線の裁断を基調としているため、洋服のような立体裁断のような個人個人の体形を表現することはできません
それゆえに、寸法によっては、抱き巾や背中でダブついて、着にくくなったりすることがあります
特に、裄が長くて身巾がせまいと、着にくくて自分サイズにならない~というお悩みをよくお聞きします・・・そこで、裄が長くて身巾がせまい場合は、お仕立てする際にちょっとしたコツが必要なんです
あるお客様から次のようなご相談をお受けしました
「何軒かの仕立て屋さんにお願いしても、どのお着物も身巾が途中で広くなっていて、自分サイズにならない~」というお悩みでした
何故?身巾が途中から広くなっているのでしょうか?
答えは、身巾が狭いと肩巾までの角度がきつくなり、仕立てにくいので、途中から身巾を広くしているのです
スリムで身巾が狭いはずなのに・・・矛盾しますね
当店にお任せいただければ、袷衣でもできます!
お仕立ては丁寧にキレイに縫うことは元より、如何に縫込みを適切に始末するかが重要になります
スリムな寸法のお客様、胸元や背中のダブつき・身巾が合わないなどでお悩みのお客様は、ぜひ一度、ご相談ください!