着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
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吉祥文様の一つである「鶴(つる)」は、振袖の柄によく使われるモチーフです
お宮参り用の着物から・・・七五三、成人式、結婚式などおめでたい席での着物の柄には欠かせない定番として愛される文様です
鶴には、おめでたい言い伝えがあります・・・まずは、「鶴は千年亀は万年」という諺があるように「長寿」を意味します
それと鶴は、つがいになると生涯相手を変えないと言われていることから、「夫婦円満」の象徴とされています
また、鶴のほっそりとした優雅なラインで空を舞う姿は美しく、とても上品です。
鶴がもつ意味だけでなく、姿の美しさも日本人の心をとらえ、おめでたいもの、縁起がいいものとして愛されてきた理由のひとつではないでしょうか?
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