着物お仕立て&お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます
お客様から「洗濯してしまい、かなりたるみが出ている状態です お直していただきたく連絡いたしました どうぞ、よろしくお願いいたします」というご依頼がございました
届きましたご依頼品を見ますと、お直しができないほどの縮みがございましたので、この際、思い切って解き洗いをして一からのお仕立てをご提案いたしました
理由は、表地が正絹で八掛と胴裏が化繊だったため、それぞれの生地の収縮率の違いからお直し不可の状態にあったからです
しかしながら、そのまま、八掛と胴裏をそのまま使ってお仕立てをしても、生地の性質の違いから将来的に「袋が入る」状態になるようではお仕立て替えした意味がありません
結果・・・八掛と胴裏も正絹に取り替えて、スカッとした仕立て上がりになりました
<お客様の声 >
先日お着物を受取りました
ぴったりのサイズで、袷の季節が待ち遠しいです!
本当にありがとうございました
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