着物お仕立て＆お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
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福徳を招く文様として喜ばれ、祝儀のきものや帯などによく用いられる宝尽くし (たからづくし) が見受けられます
宝尽くしとは、字のごとく、吉祥のおめでたい文様が描き込められた絵柄です
例えば、大黒天も持っている、一寸法師で有名な、打てば何でも欲しい物が手に入る ｢打出の小槌｣ 、財布の ｢金嚢 (きんのう) ｣ 、あらゆる願いが叶う ｢如意宝珠｣ 、蔵の鍵の｢宝やく｣ 、身を守る｢隠蓑｣ や ｢隠笠｣、とても貴重な品の香料や薬の原料 ｢丁子｣ などなど･･･当時の最先端のお宝だったのでしょうね
現代のお宝といえば何でしょうか
クルマ、高級時計、宝石、スマホ･･･などは文様にできますかね (笑)
