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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

スカーフ帯 お仕立て

Hermèsスカーフのリバーシブル名古屋帯/お仕立て ② 大阪府 T.T 様

2020年03月22日

着物お仕立て&お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

先日、ご紹介しましたHermèsのスカーフ帯が仕立て上がりましたのでアップいたします

HERMESはスカーフのことを“CARRE”(カレ:正方形)と呼んでいます
“CARRE”にはひとつひとつ名前があり、ひとつひとつのパターンについての由来やデザインコンセプトなどの説明がつけられているそうです

そのスローガンは・・・
『ひとつひとつ物語があります
物語と物語が結ばれて、夢の情景になりました
シルクが夢を織り上げます
夢がシルクを織り上げます』
だそうです

今回のスカーフは、ラ・ミュージック・デ・スフェール(LA MUSIQUE DES SPHÈRES):球形が奏でる音楽というスカーフで、数学と音楽の関係を表現しています
イタリア、クレモナ出身の弦楽器作りの名匠アントニオ・ストラディバリが1690年に製作した「メディチのヴィオラ」を中心に、譜面と数学的な線で構成された珠玉のカレです・・・美しい、の一言です

次回のHermèsスカーフは、オーストラリア地図をモチーフにした『LE GEOGRAPHE』と、小鳥と花をモチーフにした『PIERRES d’ORIENT et OCCIDENT』をスカーフ帯に仕立て替えます

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