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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

袋帯、名古屋帯、半巾帯(その他の帯) お仕立て

初代龍村平藏の「威毛錦(おどしげにしき)」/お仕立て

2013年10月09日

着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

以前に黒留袖/お仕立てのご注文をいただきました兵庫県三田市のお客様から、ご親戚の結婚式にご出席するにあたり、お手持ちの袋帯二枚のお仕立てを承りました
とても立派な帯で、初代龍村平藏が昭和13年に発表したとされる威毛錦(おどしげにしき)です

鎧(よろい)は小札(こざね)という短冊状の板を少しずつ重ねて連結してつくられていますが、それを色糸やなめし革でつなぎ合わせることを威す(おどす)といい、つかわれる色糸を威毛(おどしげ)といいます
連結させることを緒を通す、すなわち緒通す→おどおす→威すとなったのだそうです
実際にはこんなに美しい配色の威毛の鎧はありませんが、多彩な色づかいがされていることで、お着物に合わせやすく重宝する帯です

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