着物お仕立て＆お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
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日本画家の上村松篁 (しょうこう) 画伯の鳥を題材にした袋帯です・・・引箔 (ひきはく) 地に繊細な技法で織り上げた作品です

解き洗いして、写真 (白い矢印) の所で接ぎ布をして帯丈を長くしました･･･帯芯も新しいモノと取り替えて仕立て直しいたしました

松篁は鳥の写生には強いこだわりを持っており、、自身のアトリエの敷地にも大規模な禽舎 (鳥小屋) を設け、1,000羽を超える鳥を飼って生涯観察を続けていたそうです

作品の「桃花」は、自身が日本芸術院の文化勲章を授与された白寿記念作品です

前回の｢冠鶴｣を題材にした｢本銀箔瀞銀 (とろぎん) 錦｣の帯はコチラです

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