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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

袋帯、名古屋帯、半巾帯(その他の帯) 名古屋帯の開き仕立て

開き名古屋帯/松葉仕立て 静岡県 R.S 様

2019年08月23日

着物お仕立て&お直しcom、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

めずらしい「開き名古屋帯」の松葉仕立てのご注文です・・・もう一枚は名古屋仕立てです
どちらも着物(縮緬と縮み)の生地を使ってのお仕立てです

「開き仕立て」とは、帯の胴の部分を折らずに開いたまま仕立てる方法で、開いたところに裏地を付ける場合と、帯芯を見せたままの二種類の仕立て方があります

今回は裏地を付けずに、帯芯 (白い矢印部分) が見えた状態でのお仕立てをいたしました

締める時に前の柄を真ん中で折るので、芯の厚みも二重になり、袋帯に近いボリュームが得られりというメリットがありますが、その反面、折りジワがついてしまうというデメリットもあります
帯の前巾を自在に調整 (4寸5分くらいまで) できるので、背の高い人などには便利です

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