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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

切る文化帯 in パリ・オペラ座

2019年06月28日

去年の暮れに、パリ・オペラ座の350周年ガラ・コンサート(gala concert)でご着用の文化帯のご依頼をいただいたのですが、その時の写真をお送りくださいました (感謝です)

私がネットを始めた頃からのお馴染みのお客様で、螺鈿細工の袋帯をお仕立てして・・・切るタイプの文化帯に仕立て替えいたしました

螺鈿(らでん)は、貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材をはめ込む装飾手法を言います
そして、螺は貝、鈿は散りばめることを意味します

螺鈿に使われる貝はアワビ、夜行貝、蝶貝などで、貝の一番キレイに輝くところをスライスして、薄く、薄く研磨して、それを図案に合わせて、更にカットして特殊な接着剤で張ります

一つとして同じ形のない貝殻・・・光によって、見る角度によって、七色に光る貝殻の美しさは見ていても飽きませんね

【お客様の声】
「いつも、ありがとうございます
身体がしんどくなっても、着物が楽に着られて本当にありがたいです
また、よろしくお願いいたします」

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