着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます
年明けの初釜でお召しになられる訪問着のお仕立てを承りました
ピンクベージュの綸子地に大きな「雪輪」と「四季の花」の文様を組合せた上品で豪華な訪問着です
雪輪文様はその名の通り、雪の結晶の輪郭を曲線でつなぎ、文様化したものです
そもそも雪は豊作の吉兆であり、めでたいものという意味合いが古くからありました
文様化されたのは室町時代ぐらいで、その後、桃山時代あたりから雪持ち草木が能装束や小袖に使われるようになったようです
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