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お仕立て・お直し事例 キモノの仕事に携わる職人たちが集まって作ったサイト
「着物お仕立て&お直し.com」でのお仕事の、ほんの一部をご紹介させていただきます

スカーフ帯 お仕立て

L’Arc〜en〜Ciel スカーフの名古屋帯/お仕立て

2022年06月08日

着物お仕立て&お直し com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます

今回、お仕立てするスカーフは非売品で、「ラルク30周年ライブ SS席 メモリアルグッズ・スカーフ」というレア商品でした

いつもの二枚のスカーフを使ったリバーシブル帯ではなく、一枚のスカーフを使ったシンプルな名古屋帯をお仕立ていたします
お仕立てに際しては、お太鼓と前帯の柄は上向きにしてくださいというご注文でした

お客様から柄出しのご要望をお聞きして、スカーフを裁断する前に「柄行き」を再現した写真をお送りいたします

スカーフ二枚使いですと、さほど問題は無いのですが、一枚使いの場合は片面しか使えないため、柄の向きをお客様の結び方に合わせておかないと柄がうまくでませんので・・・
1)前帯は時計回りか・・・反時計回りか
2)前帯・手先の結び方
3)お客様のウエスト(スカートサイズで可)
などを作業前にお聞きいたします

手先のしまい方はお客様の着付けの仕方でどちらもあります
例えば、前帯は反時計回りで、手先は右から左の場合、柄は上の方になります・・・しかし、左から右入れの方も多いです
スカーフ一枚使いのお仕立ては「片面」にしか柄がないため、色々とお聞きいたします

仕立て上がってみますと結構な迫力・・・

いつもの二枚のスカーフを使ったリバーシブル帯ではなく、一枚のスカーフを使ったシンプルな名古屋帯です
お客様の結び方に合わせた柄出しを考えながらお仕立てをいたしました

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