着物お仕立て&お直し.com、一級和裁技能士の西澤伸弥でございます
いつもご覧下さり、ありがとうございます
今回のご依頼は、兵庫県から鹿児島県に嫁ぐ前に、故郷の親族一同で写真を撮られるということでお仕立てさせていただきました
絵柄は、花丸文(はなまるもん)で、草花を円形におさめた文様で、丸文の一種です
梅、椿、水仙、杜若、桔梗、菊、紅葉などあらゆる花が文様化されています・・・丸文は「縁を結んで丸く納める」の意味があります
表地の裾吹きの巾は1寸(約4cm)あります・・・見た目はフワフワと柔らかそうな感じですが、中に入っている裾綿は「こより」のように撚っていますので、実際にはある程度の硬さと重量感があります
打掛や引き振袖は夜具畳みにして、婚礼衣装の打掛や引き振袖を入れるための「衣裳函」を使います
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